ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉野俊昭)が皮膚医学の向上発展に寄与することを目的として2008年に設立した研究助成「ロート皮膚医学研究基金」の第6回受賞者3名の研究成果発表と授賞式が決定致しました。2016年6月3日(金)、第115回 日本皮膚科学会総会(6月3日~5日、京都市、国立京都国際会館にて開催)において2013年度に受賞した研究者3名が2年間かけて研究した成果を発表します。
「ロート皮膚医学研究基金」とは
「ロート皮膚医学研究基金」は、皮膚医学の基礎的、臨床的研究を広く助成振興し、皮膚医学の向上発展に寄与することを目的として設立。今後の皮膚医学の発展に顕著な貢献が期待できる、斬新かつ萌芽的な研究に対し研究費を助成するものです。皮膚科医で構成された選考委員会において厳正かつ公正に審査し、3名の研究者に研究費(1名1件200万円)を授与します。受賞者は2年間の研究の後、研究結果を発表します。
皮膚医学に関する助成や賞は数多くありますが、萌芽的な研究に対し助成をするものはほとんどありません。当社は皮膚医学の発展の“萌芽”となる研究ならびに若手研究者を積極的に支援し、今後の皮膚医学の発展に貢献したいと考えています。
第6回受賞者及び発表テーマ
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慶應義塾大学
久保 亮治(クボ アキハル)先生
- 「長島型掌蹠角化症の遺伝子変異解析」
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北海道大学病院
夏賀 健(ナツガ ケン)先生
- 「表皮細胞の分化・増殖における基底膜の役割」
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京都大学
本田 哲也(ホンダ テツヤ)先生
- 「ライブイメージング技術を用いた乾癬病態可視化の試み」