ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉野俊昭)が若手眼科研究者を対象とする研究助成『ROHTO AWARD(ロート アワード)』の第20回受賞者が決定いたしました。2015年4月16日(木)、第119回日本眼科学会(平成27年4月16日(木)~19日(日)、札幌市にて開催)において受賞記念講演会ならびに授賞式を開催致します。
『ROHTO AWARD(ロート アワード)』とは
概要
1995年ロート製薬によって設立。日本の眼科研究の発展・向上を目指して、日本の大学およびそれに準じる研究機関の若手眼科研究者を対象に贈られる賞です。著名な眼科医7名で構成された選考委員会の厳正かつ公正な審査により、すぐれた研究を行っている2名の研究者にプラーク(額)と副賞(1名1件300万円)を授与しています。純粋に研究を支援する賞として眼科研究者の間で評価が高く、数多くの受賞者が教授として学問に専心するなど、いまや若手研究者の登竜門と呼ばれる権威ある賞に発展しています。
特色
若手であることと同時に、基礎研究と臨床研究両方の業績を上げた研究者に贈られます。
専門領域のみに陥ることなく、手術や患者データにも精通し品性にもすぐれた、文字通り、眼科の将来を背負って立つ研究者にスポットを当てています。受賞を機に飛躍的に成長し、学問の世界をリードする人材を輩出しているのも、この賞の特色が生かされた大きな成果といえます。
第20回受賞者
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山形大学医学部公衆衛生学講座 准教授
川崎 良(かわさき りょう)氏
- 「網膜血管形態と全身疾患そして眼底疾患の発症予測
~失明予防につながる新世代眼科検診を目指して~」
- 「網膜血管形態と全身疾患そして眼底疾患の発症予測
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東北大学大学院医学系研究科視覚先端医療学寄付講座 准教授
西口 康二(にしぐち こうじ)氏
- 「難治性網膜疾患の遺伝要因と分子病態の解析と分子標的遺伝子治療の開発」